オプション「オートドケッティング」がアクティブな場合、システムは、ルールエンジンに基づいて、期限日を自動的に生成します(現在は米国のみ)。 一部のオフィス(現在は米国オフィスのみ)では、原簿に公開されたイベントに応じて、システムが自動的にタスクを作成することができます。
新しい特許または意匠がシステムに追加されると、「Filing Event」という名前のイベントが、関連するタスク(または期限)とともに自動的に追加されます。
以下の例では、ユーザーがPCTをファミリーに追加すると、システムが自動的に、ルールエンジンに基づいて、今後の法廷期限をすべて含む「Filing Event」を生成します。このリストは、Questelチームによってカスタマイズ可能であり、必要に応じて、一部の期限を削除することができます。
システムにオンライン レジスターへのリンクがある管轄区域(現在は米国のみ)以外は、特許出願の存続期間中に手動で新しいイベントを追加する必要があります。 この新しいイベントを作成すると、この新しいイベントによって引き起こされる期限が作成されます。
新しいイベントを追加するいくつかの例を以下に説明します。:
例1:オフィスアクションを追加する
新しい「オフィスアクション 」イベントを追加するには、次の2つの方法があります。
- ポートフォリオから右下の+ボタンをクリックして「イベントの登録」を選択するす
- 当該特許を拡大表示し、[ドケット]タブにイベントを追加する
ユーザーは2021年2月4日付けで応答期限が3ヶ月の庁通知を受け取りました。このデータをツールに入力するだけで、期限がカレンダーに追加されます。また、「新しいタスクを追加」をクリックすることで、このイベントに個人的なタスクを追加することが可能です。
例2:米国特許の場合
米国特許の場合、すべての庁期限は、Pubilic PAIR(またはPrivate PAIR)とのリンクを通じて自動的に追加されます。
PAIRでイベントが公開されるとすぐに、そのイベントは特許出願に追加され、関連する期限はオフィシャル文書(特許庁書類)へのリンクとともに作成されます。
例3:PCTの「国際調査報告(Internatioal Search Report)」
国際調査報告を受信した場合、この新しいイベント「調査報告書及びISAの見解書受領(Search Report and Written Opinion of the ISA Received )」を入力し、その日付を記入し、関連する期限を追加する必要があります。
例:イベント「Search Report and Written Opinion of the ISA Received 」を追加した場合に作成される期限。
- 34条の規定に基づく請求の範囲の補正を行う
- 19条の規定に基づく請求の範囲の補正を行う
- ISA見解書に対する補正を行う
- ISA見解書に対する応答を行う(ISA/237をファイルする)
これらの各期限日は、イベントの性質とその日付に基づいて作成されます。