EPの特許が付与された場合、希望する欧州内の国の発行機関(各国登録簿)でこの特許を有効にすること(バリデーション)が義務付けられています。
ツールにこれらのバリデーション/各国段階を追加するには、最初にファミリ内のEP特許を選択して、アセットデータを表示します。
次に、オプションボタン(右上の3つのドットボタン)をクリックして、[File EP Regional Phase(EP域内段階)]を選択します。
注意:このオプションは、EP特許が付与されている場合にのみ使用できます(たとえば、登録番号と登録日がツールに入力されている場合)。
EP特許がまだ付与されていない場合、このオプションはグレーで表示され、選択できません。
色付きのバナー(登録日から3か月間利用できます)は、このオプションへのショートカットとして機能します。
上記の「...」メニューから、登録日の3か月後でもバリデーションを入力できます。
またこのシステムには、これらのEPバリデーションを追加するための2つのオプションがあります。
1. 手続代理人にEP国内移行をファイルするよう指示:
次のステップは、バリデーションする国を指定し、手続代理人を選定することです。
手続指示はOrbitAssetから電子メールで送信され、関連するEPバリデーションが「手続進行中」のステータスでツールに作成されます。
指定国の手続が有効になる(バリデーションが完了する)とすぐに、ユーザーは入力できるようになり、ステータスが「登録」に変わります。
2. すでにファイルされているEP国内段階を追加
EP特許がバリデーションされた国を指定すると、特許が自動的に追加されます。
各国のバリデ―ションには自動的に番号(EP特許番号+国コード)が作成されますが、実際の国内登録番号(例えばドイツなど)に変更できます。